
私は昔、自分の身長が嫌いでした。
175cmという身長は女性としてはかなり高く、
若い頃はそれがコンプレックスでした。
少しでも小さく見られたくて、
無意識に背中を丸める。
写真を撮る時も、
人より前に出ないようにする。
人と並ぶ時も、
なるべく目立たないようにと膝を曲げる。
そんなふうに、私は長い間「高身長」を隠して生きていました。
でも今振り返ると、
隠していたのは身長だけではなかったのかもしれません。
本当は堂々と立ちたいのに、
目立たないようにする。
本当はもっと自分らしくいたいのに、
周りの目を気にする。
そんな生き方が姿勢にも表れていたのだと思います。
転機になったのはウォーキングとの出会いでした。
正しい姿勢を学び、
体を整え、
美しく歩くことを続けるうちに、
少しずつ気持ちまで変わっていったのです。
背筋を伸ばして立つことが、
苦痛でなくなりました。
「高身長でもいいんだ」
そう思えるようになりました。
今の私の身長は177.5cm。
昔なら絶対に受け入れられなかった数字です。
でも今は違います。
高身長も私の個性。
私だけの魅力のひとつだと思っています。
ウォーキングは、ただ歩き方を学ぶものではありません。
姿勢が変わると、
見える景色が変わります。
そして、
自分自身の見方まで変わっていきます。
もし今、
年齢のこと、
体型のこと、
見た目のこと、
何かにコンプレックスを感じているなら、
変わるのに遅すぎることはありません。
私自身がそうだったように、
人は何歳からでも変われます。
美しく歩くことは、
自分の人生を歩くこと。
私はそう思っています。

